長崎・雲仙で見られる霧氷のことを、
地元の人々は「花ぼうろ」と呼びます。
その淡く妙なる姿を、お菓子で表現しました。
良質のバターと鶏卵、繊細に刻んだアーモンドの
上品な味わいをお楽しみください。
良質なバターと香ばしいアーモンドパウダーの調和で作り上げた生地に、やさしく甘酸っぱいあんずジャムをサンドしました。
上品な甘さと、すっと溶けていくやわらかな口どけは、口の中でゆっくりと広がります。
焼き上がってすぐの生地は、深く大きな呼吸をしています。やがて、かさかさだった焼き肌に水分が染み込み、しっとりとした生地へ。鉄板から外されたら、箱の中に整列。ジャム付けまでの順番を、しずかに待ちます。
風味豊かで栄養価が高く、酸化しにくい。
ごまのすぐれた特徴は、古来よりさまざまな形で、利用されてきました。
北島では、伝来当時のマルボーロの生地と
擦りごまを合わせ、ごまぼうろをこしらえました。
身体によいとされる食材を使って、北島らしいお菓子ができないかと考え出したのが、ごまを使った「ごまぼうろ」。ポルトガルから伝わった頃の生地を再現し、擦りごまを一緒に混ぜ、焼き上げました。一口ごとにカリッと割れて広がる豊かなごまの風味と、香ばしさをお楽しみください。
風味豊かなごまを使ったごまぼうろ。そのさくっとした歯触りと香ばしい後味は、いくつもの工程から生み出されるもの。一見すると簡単なことも手が抜けない大事な仕事です。
小麦粉に玄米の粉を加えて焼き上げていることから「玄」の文字をあてています。その表面を、生姜と黒砂糖の蜜でコーティング。サクッとして、ふわっとした食感がおいしさを増してくれます。
さくさく食感。ほんのりアーモンド味。バターとアーモンドが香ばしく、口の中でスーッと溶けていきます。
小麦粉・砂糖・鶏卵をもとに松の葉を形取り焼き上げています。サクサクッとした食感で素材を生かした親しみやすいシンプルな味わいです。
新鮮な生姜を丸ごとすりおろし、砂糖と煮詰めた糖蜜で丸芳露をつつみました。生姜のすっきりとした味わいと丸芳露に含ませたバターの豊かな風味がどこか懐かしさを感じさせてくれます。
※期間限定商品